Sunday, May 6, 2012

平成23年度 香川大学 ICES 年間活動報告書 by 小谷 夏美



代表 10E628 小谷 夏美(経済学部 2年)

 はじめに、平成23年度におきましてICESの代表として活動をさせていただきましたことにお礼を申し上げたいと思います。1年間にわたりご助力頂きました、東高松ライオンズクラブの皆様、仏生山並びに綾川国際交流会の皆様に、心より御礼申し上げますとともに、今後ともご助力のほどよろしくお願い申し上げます。
 さて23年度ですが、私的にはかなりICESの改革の進んだ年になったかと思います。手始めとして不定期だった活動を月1回、第2土曜日に行うことを決めました。このことによって活動計画もより立てやすくなり、留学生に対する告知もスムーズに行えるようになりました。少人数ではありましたが、活動日を決め、計画をたてて行動したことで、交流もしやすくなり、お互いに見識の幅が広がったのではないでしょうか。
また毎年8月に開催しているICES12日の合宿には、ICES初の試みとして留学生にも参加者を募集し、今年度は2名の韓国人留学生に参加していただきました。今年は合宿地が小豆島で海が近かったこともあり、また香川で有名な観光地であったことから、留学生だけでなく日本人学生も楽しむことができました。ただICES全体でタイムスケジュールの把握がしっかりできていなかったことは少し残念ですが。
毎回計画を立てるに当たって大切なことは、しっかりと計画を練り、何かあった場合に備えて準備をしておくことであると私は考えます。今年度の全体的な反省としては時間に対する観念が少し緩かったことが挙げられます。いつ・どこで・何をするのか。この3つをしっかりと留学生に伝えることができたなら、ICESの今後の活動はより一層充実したものになっていくでしょう。
終わりに、今年度は活動を定期的なものにし、ICESの基盤を固めることに力を入れてきました。来年度はぜひ、KUFSAとの関係をより一層深め、もっともっと交流を盛んにしていってくれればと思います。
異文化交流はおそらく私たちが考えているよりもはるかに難しく、複雑なものです。育った場所、環境が違うだけで、たったこれだけのことが違うだけで、人と人とのあいだには越えられないと感じるほどの壁ができます。私たちはこれから、そんな壁を1つずつ壊していかなければならないでしょう。お互いの意見や価値観が合わない中で、いかに自分の言いたいことを理解してもらい、いかに相手の言いたいことを理解するか。大変ではありますが、異文化交流とは自分とは違った環境にいて、違った考えや価値観を持つ人と関係を持ち、問題があるならば一緒にそれを解決していくことだと私は思うのです。決して音を上げず、頑張っていってくれることを後輩に期待しつつ、1年間ご迷惑をおかけした顧問のロン先生と共に頑張ってきた同輩の友人達に最大の感謝を捧げ、終わりにさせていただきたいと思います。本当にありがとうございました。
平成24年 5月 6

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